ぶつぶつノート ~ごはんおかわり~

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タグ:桜

今年見た桜の写真をぺたぺた貼っていくだけ。2016年版。

3月下旬、伏見にて。花見はきもので。
さくら柄のきものに伏見の水をイメージした帯。ということになっている。
2016さくら1


3月下旬。ソメイヨシノの開花宣言の次の日ぐらい。
京都御苑の近衛邸跡の糸桜。
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4月初旬、植藤造園。つまり桜守・佐野藤右衛門さんのとこの桜。
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そのすぐそばの京都平安郷という世界救世教の敷地。
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(この間に、ひとつ年をとった)

雨の後。名もないスペース。
名もない場所だから、踏まれていない。
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上賀茂神社の「斎王桜」。
斎王の、皇女の品格がある。といっておこう。
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今年は桜が早かったので、ギリ4月上旬では残っているところが少ないくらいだった。

遅咲きといえば、平安神宮の紅枝垂れ桜。だが、遅すぎた感。4月中旬。
水に映る桜がいちばんきれいだった。
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哲学の道の疏水が桜の川になっていると聞きつけて。
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原谷苑。遅咲きの桜の園。
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数年来の念願だった原谷苑に絶好のタイミングで行けた。
同行した人が
「ヤバい、幸せだ」
と言った。
それを聞いて私も幸せになった。

ほかにもたくさん見たし、撮ったけど、以上。

関連のありそうな記事:さくらフィーバー2014

何よりも、団子さえあれば…!!

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皆まで言わないのに、伝わってしまう。
いや、むしろ、全てを言わないからこそ、いっそう伝わるのかも。
いいコピーですよね。

せっかくなので(?)、今年の花を貼っておこう。雨が多くて、あまり出かけられていません。

わずかな晴れ間で。嵯峨釈迦堂こと清凉寺。4月第1週。
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雨降るなかで。六角堂。4月第3週初め。
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ようやくの青空。大原の三千院方面へ。4月第3週終わり。
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写真は撮っていませんが、堀川通の八重桜(?)はきれいでした。ゑんま堂の普賢象桜(たぶん)も。
世間的には、花見の時期が終わった感がありますが、京都ではまだまだ楽しめます。

“さくら”は、一種類じゃないって、京都は教えてくれる。
byうさこじぞう 

「おおー、満開の桜がきれいだなぁ」
などと、葉桜や冬枯れの季節に言うのは、私の父である。真顔で冗談を言うので、困った人である。
桜の季節にはなかなか京都に来られないからか、目の前にある桜の木を見てそういうことを言うのだけれど、なかなかおもしろいので私はこれを「想像力花見」と名付けている。

そういえば春に向かうこの時季になると、中学か高校の時に授業で読んだ話を思い出す。
ある染色家が桜の花びらではなく、花が咲く前の樹皮を煮詰めて染めたら、えもいわれぬ色になった。桜は、花だけではなく、木全体で桜になろうとしている――
とかそういうふうな話(最近になって偶然にわかったが、志村ふくみさんの「一色一生」に出てくる話)だった。
今にも咲こうとしている桜が、なんだか美しいと思うようになった。

京都の桜は美しい。それは否定しない。美しいと思う。
神社の神苑、寺院の境内、山や川といった風景もさることながら、京都という歴史までもが桜を美しく咲かせているのではないかとさえ思う。
そして、京都の花見の仕方も美しいと思う。京都では、あまりどんちゃん騒ぎを好まない(ように思う)。本当に「花」を「見る」のが「花見」であるらしい。
そういうところは、好きだ。
品種も多く、冬の間ですら何かしらの桜がどこかで咲いている。

そもそも、桜が花咲く頃はまだ冷えるのに、夜に屋外で酒呑んで騒ぐことの何が楽しいのだろう、と思う。だいたい花を見てないようだし。
もちろん京都でも、円山公園の場所取りが制限されたりそれがニュースになったりするほどには「そういったこと」が行われているのだけれど、伝わってくる東京辺りの熱狂ほどにはないように思われる。
静かに、自分の好きな桜を愛でるのが、京都の風流、というものだろうか。

あと、ライトアップもどうなんでしょう。京都でも流行っておりますが。
照らされた夜桜がきれいだと思わなくもないのですが、ほのかな灯りならまだしも投光器の煌々としたライトに照らされた桜と、それに群がり熱狂する姿には、あまり共感できません。
桜にもあまりよい状況ではないでしょう。一部寺院などではライトアップをやめたところがあると聞きます。


さて、こんな私の思いを知ってか知らずか、2015年2月25日、すばらしい曲が発売となりました。
「桜ナイトフィーバー」(KAN)
「桜の木の気持ちになって」歌った「とことんポップな社会派ディスコ」というわけのわからないキャッチコピーが付けられています。
歌詞もすばらしいですが、アレンジもステキです。公式サイトでは、アレンジをじっくり楽しめる音楽的な試みとして「逆段階的視聴」も行われています。
http://www.kimurakan.com/kanban/kanban063.php

そんでまた、カップリングの「表参道」も秀逸です。
「オー・シャンゼリゼ」を日本語でカバー、と言ってますが、それだけじゃない。
ひとたびイントロを聞けば「椅子から転げ落ちる」とかなんとか。いや、マジでそんな感じでした。
歌詞もステキで、シングルのカップリングだなんてもったいない。
というか、言葉で説明するのがもどかしいので、ぜひ聞いていただきたい。

このバカバカしくステキな「桜ナイトフィーバー」を、ぜひあなたのお気に入り桜ソングのリストに加えていただきたい、と思う今日この頃です。

……ステマかよ! 

今年見た桜の写真をぺたぺたと貼っていく。のみ。

本年第一桜。疏水。3月中旬。一本だけ満開。
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京都国際マンガミュージアム。3月下旬。
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4月。疏水。
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嵐山。かけのぼるピンク。
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映る桜。と空と雲。近代美術館横。
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水火天満宮。
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えーと、本法寺…かな。うん、本法寺。
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西陣聖天こと雨宝院。根元から咲く歓喜桜。聖天さんには大根を捧げます。
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釘抜地蔵さん。
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地蔵院。五色八重散椿と枝垂れ桜。
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嵯峨釈迦堂こと清凉寺。花まつり(お釈迦さまの誕生日)。
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岡崎公園。少し遅咲きの枝垂れ。
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御室の桜。仁和寺。
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大原野神社の千眼桜。満開の桜を見ると、願いが叶うとか。
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どこだろう。まだ残っているぞ、と撮った。
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京北の常照皇寺にて。御車返しの桜。京都の桜もそろそろ終盤。
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常照皇寺の前の桜。
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黒田の百年桜。同じく京北。
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通りすがりの桜。
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弘法さん(東寺)にて。
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最後の桜。紅と白。4月下旬。
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以上。

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