あとで調べたりまとめたりしようと思ったけど、もう、そのままになったり。
ということで、ほぼそのままで。
志村ふくみー母衣(ぼろ)への回帰ー 京都国立近代美術館
大正13年生まれ
後半は、隣の図書館で調べようと思って、資料名をメモしてるのがほとんど。
染織作品だけでなくて、志村さんのルーツというか、いろんなつながりが感じられた。
こんなときも。あんなときも。
月に1回はきもの着て出かけるようになりました。
最近では、下鴨神社+京都府立総合資料館に行った時と京都検定の受験、あたりがきものでした。
KANさんのコンサートもきもので行きました。バンドライブはムリですが、弾き語りならだいじょうぶ。
きものはあったかくて、評判がよくて、気合いが入って、あと初対面の人との待ち合わせにも便利です。
ちなみに、最近は襟におしゃれしてうさぎがいます。
……キャラがネコからうさぎへブレている気配。
と、ちょっと大げさなタイトルにしてみました。
先月の「まいまい京都~ふだん着きもの~」に参加してから、にわかに「きものを着よう!」という思いが強くなった今日この頃。
まいまいの時に「毎月着るようにしてる」「毎週○曜日はきものって決めてる」という人の話を聞いて、なるほど…と思ったのと、「イベントとかなくてもいっそ観光客のフリしてガンガン着て歩いたらいいよね」という案があったので、よっしゃ、と実行してみました。
前々から京都国立博物館で開催中の「王朝文化の華―陽明文庫名宝展―」に行きたかったので(きもの割引もあるし)、それをメインに東山散策。
実はその辺りは、学生の頃住んでいた付近で、今思うとどうしてあの頃あんなすてきスポットで何も見ずに過ごしていたんだろう、と不思議になるくらいです。
そんなわけで、なつかしくも入ったことのなかった、博物館→ついでに養源院→法住寺…と歩いたのでした。♪あそびを~せんとや~うまれ~けん~
ホントに至近距離だった、元いたアパートも見てきました。
なつかしついでに観光客が通りそうにない裏通りを歩いてみました。あ、お漬物屋さんはまだあるなぁ。てくてく……、お。
なにやら、和雑貨屋さんらしきお店を発見。格子の隙間からのぞくと、工房のようでかんざしを製作中のもよう。んー…新しいかんざしほしかったのよねー……と思いつつ、ふらふらと店内へ。
洋装でもこういうお店はついつい入りますし、「きものけっこう着ます」アピールはするのですが、実際に和装だと双方テンションが上がり(?)ます。
そんなわけでおじゃました、「京町屋・体験工房 和楽」さん。
おにーさんが、私のつけてるのを見て「かんざしイイですね」ってめっちゃ褒めてくれはります。たとえお世辞としても気分がよくなります。
買ったばかりのかんざしをその場でつけさせてもらいました。(お店用に?)その写真も撮られたのですが、こう…自分のカメラでも撮ってもらえばよかった、と軽く後悔。
おまけの竹かんざしや根付プレートもらったりして、申し訳なくなるほど。
「体験工房もやってますし、お近くでしたら2階でゆっくりしてってください(^^)」とのこと。「コーヒーミルあるんで、マイカップ持ってきていいですよ」ですって。
ちょうど、浴衣に合いそうなとんぼ玉のかんざしを作っておられたので、夏の前にでも(夏になってからでも)きもの好きお友だちとゆっくりおじゃましたいと思いました。みんな、行こうね。
「ブログに書きますね」と言いつつ、この日は名刺もブログカードも持ってきてないなぁ…残念、と思っていましたが、家に帰って確認してたら、手帳の中に数枚入っていたことが判明。軽く後悔。まったく、なんのために作ったんだか。
ともあれ、書きましたよ~。またかんざし着けて歩きま~す。
和楽さんのブログはこちら「町屋で待ちや~」
なかなか、やってみると「ひとりできもの歩き」(あれ「きものでひとり歩き」かな?)も悪くありません。
1日で3回ほど
「きものはよく着られるんですか?」
「いえ。これからたびたび着ようとしてるところです」
とやりとりをしました。
やっぱり、ひとりだとめずらしいのかな。
見知らぬ観光客の方とかお寺の受付の方とかともお話しましたが、話すきっかけになるというか、話しかけやすくなるみたいです。
唯一、残念なのは、きもの姿を自分で撮れないことでしょうか。
帯とか小物の合わせ方を自分用の資料として残したいのですが、帰ってきた頃にはいろいろくたびれています。
まだ、見ず知らずの人に、自分を入れて写真撮ってください、とはよう言えません。言ったらいいんでしょうけど。
その辺は、今後の課題です。あと、もちろん着付け技術の向上も……。
数着りゃ上がる、かな。
以前から気になっていた、「まいまい京都」に初参加。
「まいまい京都」とは、京都のまちを京都の住民がガイドするまち歩きイベント。
そんで、ふだん着きものコースに、ちょっとどきどきしつつも、「えいやっ」と参加してきました。
コースは佛光寺周辺、ガイドさんはきもの好きのきもの屋さん。
参加者はもちろんみんなきもの好き。「週に1回は着るようにしてる」人から「これから着たくて、今日初めて着たんです」という人まで。「意外と若い人が多い」と思った人もいれば「意外と落ち着いた年齢層だった」と思った人も。そうそう、正真正銘の「きもの男子」(男子小学生)も!
時折小雨ぱらつくなか、四条烏丸駅からスタート。
大丸のそばを通って、まずは和菓子屋「大極殿本舗」へ。
創業明治18年。京都で初めて電気釜を使って焼いたカステラ「春庭良」が名物です。琵琶湖疏水と水力発電、その京都の歴史が、和菓子の歴史にもつながるのです。ほぇー。
最初は緊張したものの、みんな「きもの好き」という共通点があるから、歩きながらの話題も事欠きません。まちなみを眺めながら、ときどき説明を聞きながら、おしゃべりしながら、外国人観光客に写真を撮られながら、歩きます。
提灯屋さんの見学もしました。高橋提燈さんの「あかりの展示室」です。
軽くびっくりしましたが、なんと、浅草の雷門の提灯をも作ってらっしゃる会社です。雷門ですよ、雷門。愛知県の一色町大提灯まつりの提灯なども製作されているそうで。
紙やらの材料を揃えるのに1年かかる、とか、巨大提灯はどうやって運ぶの?、とか、なかなかに楽しいオトナの社会科見学でした。
さてさて、まち歩きは続きます。ときおり、小雨にあいながら、おしゃべりしつつ、ガイドさんの勤務地「彼方此方屋」さんへ。
みんなでわいわいきものや小物を物色。掘り出し物が見つかった人も。お店の方のお話もお伺いしました。
最後は佛光寺。この数日、小雨どころか小雪がちらつく寒さで、枝垂れ桜はあいにく未だ咲かず。でも、みんなで記念撮影して。
さぁ、ここで解散。
……だったのですが。お昼に行きましょう、と参加者全員でのアフター。
さらには、一部有志で彼方此方屋さんを再訪してゆっくり物色。
さらにさらに、きものでスターバックスも。
きものトークや世間話をして盛り上がりました。
初めて会った感じがしない、楽しい会になりました。
まいまいさん、ありがと~。