さて、昨日の手話検定を受けるために、私のとった勉強法をご紹介。
最後の2週間、いや1週間で怒濤のラストスパート猛勉強でした。

最初に取りかかったのは、録画するだけでちゃんと見ていなかったNHKの「みんなの手話」「ワンポイント手話」を見ました。
HDの中身がたまっていたのもあったので、DVDに移しながら見ていきました。
仕事から帰って、ご飯を作りながら見たり…隙間の時間はけっこう見ました。
テレビはやっぱり、先生がいる感じがいいです。
でも、見たときは覚えたつもりになりますが、すぐに忘れます。気合いが足りないのでしょう。

それから、手話単語カードを作りました。

私の試験対策

図書館に、イラスト付きの単語のいっぱい載っている本があり、ひとまずその部分をコピーしました。
あとは、裏紙をちょうどよいサイズに切って、コピーした単語を切り離して、5級の分を選び出して、貼って、裏に意味を書いて……はぁっ、ふぅっ、できあがり…です。
4級以降の分はひとまず後回しにしました。時間と労力が足りません。
でも、これでだいぶ覚えられていない単語もわかりましたし、移動中も少し勉強できました。完成は試験直前で、あまり移動時間がなかったのですが。
いちばんお世話になった本は、「これからはじめる手話」でした。

ネット関係も活用、「手話勉強会」のHPには、以前からお世話になっています。
携帯でも月額使用料を払って「手話典」に登録。
これでいつでもどこでも、わからない手話を確認できました。
手話典では、「手話トレ」のコーナーも単語の読み取り練習に大活躍。
ただ、試験では間違えやすい選択肢が並んでいるのですが、このサイトでは完全にランダムな選択肢だったようで、ちゃんと覚えていなくてもなんとなくわかってしまいました。
それでも、今月の携帯料金が怖くなるほどに使いました。
また、萌える手話アニメーション(とサイトに書いてある)「手鞠と手話で歌いましょう」も活用させていただきました。別に萌え要素はいらなかったのですけどね。

そして、試験直前には、DVD付きテキストで詰め込みました。
テキストは「DVDで学ぶ手話の本(5級)」と「第3回全国手話検定試験解答集」を使いました。
すると、今までいろんなところで覚えた手話と違う動きのものがけっこうあるのです。
手話には地方や世代で違うのがあるのは知っていますが、いったいどれを信用したらいいのかわかりません。
でも、何度も見て覚えるしかありません。慣れるしかありません。
きっとどっちもアリなんだ、と思うことにしました。
ただ、基本単語は、覚えようと思っても五十音順に手話が流れるだけで、若干勉強に不安がありました。
知りたい単語をすぐに見られる機能とか、ランダムに表現を出してくれる機能とか、があればいいのですが、難しいでしょうね。
そこで活躍したのが、萌える手話アニメサイトにあった「手話単語帳」のコーナー。
5級なら5級の単語の、意味の方を数秒間隔でランダムに出してくれて、自分がその手話が覚えられているか・表現できるか…の確認ができます。
正解映像は出ませんが、テキストで覚えた分の確認する練習問題みたいに使えました。

私の試験対策

ちなみに、この勉強に役に立ったのが、ポータブルDVDプレーヤーとブックレストでした。
プレーヤーは、飼い主に貸してほしいと頼もうと思っていたらちょうど実家から持ってきてくれたところで、ありがたく使うことができました。
ブックレストは、 これ。

手話を本で勉強するのは難しいんです。両手使うから。
これ、 シンプルでちょっとおしゃれでかつ実用的で色違いを2つ持ってます。

そして、最終段階はスピーチ練習。
パソコンのwebカメラを使い、時計を画面に表示させ、ひたすら自分の顔…というか手話を見ながら練習しました。
問題は、自分の手話が通じるかどうかがわからないことです。
でも、手話をすることに慣れるしかない!と思ってがんばりました。
予想される質問を手話でやってみる、わからなければテキストとかいろいろ参考にする、の繰り返しでした。
だんだん、到底聞かれそうにないどうでもいいことまで練習するようになってしまいましたが。

こうやって、私は手話を勉強しました。
これから勉強する人の参考にしていただければいいなぁ、と思います。