死ぬつもりはないし、死にそうな兆候もないし、まだ当分死なないとは思うけれど。

もし今、私が死んだら、私は何を考えるだろう。

我が人生に悔いなし、と言えるだろうか。

いっぱいやりなおしたいことがある。あんなこと言うんじゃなかった、ということもたくさんある。過去に戻りたいと思うこともある。

でも、いつも思うことだけど、その過去があって今がある。今の私は今の私にほかならない。いろんな分かれ道でいろんな選択をして、私は今の私をつくってきた。だから、これでいいと思っている。ほかの私は知りようがないし、比べようがないから、この私がいちばんだと思う。

私が私に生まれてきて、私が出会った人がその人として生まれてきて、出会えて、今の私があることを有り難く思う。だから、ありがとうございます。

私は、幸せだったと、思って死んでいる。

※3年ほど前(2000年頃)に気まぐれで書いた「遺書」です。書き直そうと思いましたがほぼそのままです。死んだらホントに遺書になりますが、冒頭に書いた通り、死ぬつもりも予定もありません。慌てないでください。あと、遺書があるからといって殺そうとしないでください。死にたいわけではありませんので。

(2003/10/9)