2011年は卯年です。うさぎ年です。
 うさぎってかわいいですよね、十二支の中で。よその国では猫年のところもあるそうなのですが、猫年のない日本の十二支では、異論もあるかと思いますが、断然うさぎがかわいいですよね。
 そんなかわいいうさぎさんたちのいる京都の社寺を2つ紹介しましょう。

 茶どころ・宇治は三室戸寺。紫陽花やツツジなど四季折々の花で有名なお寺です。私も、訪ねてみたのは紫陽花の頃。「かの有名な三室戸寺の紫陽花を、我も見む」とて、行ってきたのはいつのことか。そう、紫陽花目当てで行ったら、うさぎに出会ったのです。

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このようなうさぎです。うさぎの表情がなんともいえません。と、いいつつも私の写真ではわかりづらいかもしれないのですが、ご容赦ください。この時はうさぎ目当てで行ったわけではなかったためか、うさぎの写真が少ないのです。
 このうさぎさんは、福徳兎さんとおっしゃるそうです。持っているのはもちろんボウリングの球ではありません。写っているおねえさんは私のお友だちですが、うさぎのかゆいところを掻いているのでもうさぎから何かを盗もうとしているのでもありません。
 この球の中には卵形の石が入っていて、あの穴から手を入れて卵をうまく立たせることができたら、えーと、願いが叶うとか運がいいとか、そういうことだったと思います。ちょっと難しいけれど、できないこともない、というくらいの難易度です。右にあるのがその中の写真です。


 さて、新年に当館の表紙をかざってくれ、なおかつ私の年賀状にも登場したのは、こちら。岡崎神社の狛うさぎ。岡崎神社はうさぎで有名のようです。
 初めて訪れたのは昨年末。もちろん年賀状用の写真撮影。狛うさぎの前まで来たら、萌エ~!とか叫びたくなるくらいの愛らしさに悶絶するかと思いました(叫んでないし悶絶もしてない)。そんな狛うさぎさんをどうぞ。

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ちゃんと阿形と吽形の対になってます。どっちも可愛いねぇ。実は、この卯年のために建てられた(作られた?)もよう。卯年生まれのうさぎになってました。

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 そして奥(本殿入り口)には招きうさぎ。手水舎には、黒御影石のうさぎさん。うさぎは多産安産だから、子授け・安産祈願によいのですって。若いつもりでけっこう年がいってきたお友だちとみんなで祈願してきました。
 岡崎神社はおみくじがかわいいです。もちろんうさぎみくじ。新年になって友だちと行った後、みんなで集合写真を撮ったのも含めてご紹介。
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整列!

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気をつけ!

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円陣!

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馬蹄型!
 
どうです。かわいいでしょう。ちょっとずつ表情が違う(ように見える)のもいいですね。ほかにも「飛躍(ぴょん)」というのもあったはずです。写真は撮っておりません。あしからず。
 さて、京都のうさぎ、いかがでしたでしょうか。懸命な読者諸氏にはもうおわかりかと思われますが、次は龍です。写真の撮れそうな龍がどこにいるのかわからないので、調査・探索が必要かもしれません。今年一年は卯年にも関わらず、「ドラゴンクエスト」な年となりそうです。情報、お待ちしております。
寺院名称:三室戸寺
場所:宇治市菟道滋賀谷
アクセス:京阪「三室戸寺」駅徒歩15分(らしい)
見所:四季折々の花
うさぎ:福徳兎さん
サイトURL:http://www.mimurotoji.com/

神社名称:岡崎神社
場所:左京区岡崎東天王町
アクセス:市バス「岡崎神社前」下車すぐ
見所:うさぎいっぱい
うさぎ:狛うさぎ、黒うさぎ、招きうさぎ、うさぎみくじなど
近所:京都市動物園がそれなりに近いので、ホンモノのうさぎにも会える
(2011/2/8)